Q
奈良市の歴史的背景について
お聞かせください。
A
奈良は、日本で初めて本格的な国家が造営された場所です。つまり、日本の長い歴史の中で、白紙のキャンパスに国づくり・街づくりを描いた、はじめの1ページを描いたという背景を持っている街です。
奈良市の大きな魅力は、そうした背景から、世界遺産・国宝をはじめとした歴史や豊かな自然を、大阪など関西圏の主要なビジネスゾーンや学校等への優れたアクセス性と共に併せ持っていることだといえるでしょう。
利便性・アクセス性に優れた住宅地ということだけであれば、他にも選択肢はあると思います。しかし奈良には奈良にしかない価値があると思います。
-
奈良公園 image
-
東大寺大仏殿 image
Q
富雄エリアについて
お聞かせください。
A
奈良市の中でも、富雄駅周辺は最も大阪に近いエリアのひとつです。都会暮らしと田舎暮らしの両方をハイブリッドで享受できる強みを持っているのではないかと思います。
富雄駅周辺も含めて、奈良市の西部地域の新興住宅地は、既に40年もしくは50年ほどの歴史を持っています。
そうしますと、高齢化などをはじめとする「ポスト・ニュータウン問題」が出てくるところですが、富雄をはじめとする西部地域は、いわゆる第二世代の方々が外から転入されてくるケースが非常に増えています。
そうした意味で、富雄駅周辺は、奈良市内でも非常に大きなポテンシャルを持っているといえると思っています。
街は生き物です。新しい刺激を与えながら、皆さまと一緒に、暮らしやすい街・素晴らしい街をつくっていくことが求められている、そのように認識しています。
-
富雄周辺の街並み
-
富雄周辺の街並み
Q
奈良市、富雄にお住まいを
考えている方へ
A
今、「これからどこに住もうか」とお探しの皆さまには、やはり日本の始まりの地・奈良市に居を構えていただくことの圧倒的な魅力をぜひ知っていただきたいと思っています。
都心へのアクセス利便はもちろんですが、なによりゆったりとした時間が流れている、私たちが「奈良時間」と呼ぶ、生駒山を越えると変わるこの時の流れの魅力をぜひ知っていただきたいと思います。
そして奈良には、「住んで良し、訪れて良し」という観光地としての魅力もあります。観光地であるということは、そこを訪れて見るべき価値のある場所だということです。ぜひ、住民の視点で、奈良の素晴らしい魅力をどんどん発掘していただきたい。何十年と時間をかけながらそんな暮らしを楽しむことが、皆さまの人生をより豊かにしていくと考えています。
ぜひ、奈良市のお住まいをお考えください。
PROFILE
奈良市長仲川 げん氏
立命館大学経済学部卒業。帝国石油株式会社(現 株式会社INPEX)及び奈良NPOセンターでの勤務を経て平成21年7月、当時全国で2番目に若い33歳で奈良市長に初当選。令和3年7月に奈良市長4期目に就任。
Vol.1
「奈良に住むということ」。その中でも富雄周辺を選ぶ魅力を、奈良市の仲川げん市長にうかがいました。